Rino textileについて
刺繍(プアン)について
リノテキスタイルでは、オリジナル刺繍のスタイルをご紹介しております。
私は、子供の頃から木綿のハンカチなどにポイント刺繍するのが大好きでした。刺繍糸でステッチの魔法をかけると何でもないハンカチが素敵に、かわいくなるのがとてもうれしかったのです。
一番大好きな刺繍と言えばフランスのホワイト刺繍。
アンティークショップにある白いリネン生地に白糸で盛上げながら刺していく素敵な白糸刺繍(アウトラインとサテンステッチで作り上げる刺繍)を見た時は、本当に感動しました。
そんな中、リノテキスタイルの取り扱う生地をキャンパスにみたてて、何か素敵な絵(図案)を表現できないかと考えました。
そこで、大好きな刺繍をしたいと思いました。
刺繍と言えば・・・・歴史はかなり古くなります。
その昔、刺繍とは針と糸で平面に立体的な装飾を施す手仕事でした。
刺繍ステッチの方法には、チェーンステッチ・ランニングステッチ、サテンステッチ、クロスステッチがありますが、これらは最古の技法でありながら、今もなお現代の基本的なステッチとして使われています。
なんだか素敵ですよね。
リノテキスタイルの刺繍は全てオリジナル。
リノテキスタイルの刺繍はオリジナルにこだわりました。
図案は、花、樹、鳥、フルーツ、幾何学模様などの自然のものを中心に書き溜めた図案から気に入ったものを刺繍図案にしています。
刺繍図案ごとに細いラインや太いラインのステッチ(針目)を考え、組み合わせて作り上げていきます。
鉛筆で書いた線が刺繍糸によって立体的に表現されていくのはとても楽しくわくわくします。
出来上がった刺繍も一度で全てが納得できることはなく、何度も何度もためし縫いをし、ステッチ方法を変えてみたり、刺繍図案の一部を太くしたり、細くしたり、線を増やしたり、消したりして、何度も繰り返し、リノテキスタイルの生地にステッチしていきます。
糸色も200種類以上の中からいろいろステッチをしてみて決めていきます。
その中でたどり着いた色は、リノテキスタイルの天然素材の質感や色味を考え、大地や樹の幹など自然が織りなすアースカラーに決めました。
今回はその中でも、大地の色でもあるブラウン色でステッチしました。
今後はデザインも考えながら、もう少し色数を増やしていきたいと考えております。
毎日の暮らしを豊かに彩るお手伝いを・・・という思いを込め、
リノテキスタイルのオリジナル刺繍をファブリックにのせてお届けします。